編集日録 2003年


2003年12月28日(日)

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確かな情報がわからないのですが,下記の情報もあります。

Truls Morkはちょっと自信なしです。 HMVで出ていました。

ロストロポーヴィッチは以前LDで発売されていたものだと思います。 そろそろ復刻かな,と思っていたら出てきました。 しかし,輸入盤だと日本語字幕が入っていないかも。 けっこう喋りがあったので,日本語字幕がないとちょっとつらいかも。 国内盤待ちか?

プーレ盤は手に入りにくかったのですが,店頭に並びそうな感じです。


2003年12月27日(土)

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2003年12月22日(月)

録音について...再々
「またか」とお思いになられるかと思いますが,何卒おつきあい下さい。 書いている本人もいささか「極端にはしっているなぁ」とは思うのですが,これくらい書かないと伝わらないという思いで書いています。 ご了承願います。 今日もまた,室内楽・器楽曲の録音に関する問いかけ(というかほとんど愚痴に近い...)です。

室内楽・器楽曲は小さなホールや教会で録音されることが多いと思います。 しかし,なぜホールや教会といった,室内楽・器楽曲とって音響が良いと思えない環境で録音されるのでしょう? 「いやいやそんなことはない。演奏会はホールや教会で行われるし, 実際,響きの良いホールで聴くと素晴らしい音で聴こえる。そして,この音響を再現するのが理想的な録音・再生だ。」 と反論されるかもしれません。 本当にそうでしょうか? それは単に「響きの悪いホールより響きの良いホールの方が良い音で聴こえる」ということに過ぎないのではないでしょうか? すなわち,響きの良いホールが室内楽・器楽曲を聴くベストの環境でしょうか? と問いたいのです。

私は,コンサートがホールや教会で行われるのは「仕方なく」だと思っています。 一度に大勢の方に聴いてもらうには広い場所で演奏せざるを得ませんし,そういう環境で出来るだけ大勢の方に均質的に音を届けるには, 反射音・残響音の助けがどうしても必要です。

しかし,この反射音・残響音がくせ者です。 反射音・残響音は,直接音に対して様々な時間差を持って到達します。 また,反射音・残響音は直接音とは違う周波数特性を持って届きます。 こういった位相も振幅も違う音波が無数に届き,ある周波数成分は強め合い,また違う成分は弱め合い, ということが,これまた無数に起こるわけです。 従って,演奏者の楽器から発せられた音とは到底似てもにつかない,全く異なる濁った音を聴いていることになると考えられます。 響きは心地よさをもたらすことも事実ですが,響きによって失うものの方が多いと私は感じています。

私はこういった曲を聴くなら,反射音・残響音のない環境で,数メートルの距離で聴きたいと思っています。 自宅のリビングで弾いてもらっているのを間近で聴く,そんな程度の環境の方がホールで聴くよりもはるかにピュアに音楽が伝わり, 感動も倍増すると考えています。 しかし,演奏家に自宅での出前演奏会を依頼するなんていう贅沢はそうそう出来るものではありません。 私が録音に期待するのはここなんです。 ホールや教会といった,室内楽・器楽曲にふさわしくない環境を自宅のリスニング環境で再現したいなど,これっぽっちも思いません。 録音だからこそ可能になる,ピュアに音楽を伝えてくれる音作りを期待しているんです。 単に残響のないスタジオで録音するというだけでも,かなりその姿に近づくのではないかと思うのですが(もちろん満足のいく録音に仕立てるのは並大抵ではないと思います)。

演奏家の皆さん,録音エンジニアの皆さん,お願いですから私に最高にピュアな状態で音楽を届けて下さい... ということで,以上,日頃,無伴奏ヴァイオリン,無伴奏チェロを聴いていて切実に感じる愚痴でした... 最後までおつきあいいただき,有り難うございました。


2003年12月19日(金)

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録音に関して,同じオクタヴィア・レコードの久保田巧盤と聴き比べてみました。 同じレコード会社とはいえ,録音環境もエンジニアの方々も違いますので,当然ながら音は違いました。 何度も聴き返してみましたが,やはり久保田盤の方が一段上に感じました。


2003年12月16日(火)

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2003年12月12日(金)

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2003年12月10日(水)

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ナイトノイズのミホール,トリーナ兄妹が学生時代に結成していたスカラ・ブレイのCD,ごく最近見つけたのですが,これが大当たりでした。 音楽も録音も最高に素晴らしく,久々に感動しました。

録音について...再び
昨日掲載したキュッヒル氏の無伴奏ヴァイオリンのコメント,ちょっと表現がきつかったので,少し修正しました(といってもあまり変わりませんが)。 特に録音評については少々厳しすぎるとも思いましたが,こういう録音が少しでも減るきっかけになって欲しいと願って,あえて辛口コメントとしました。 本日掲載のスカラ・ブレイの録音,キュッヒル盤の録音と全く対照的で,私の好みの両極端にあると言って良いと思います。 クラシック音楽とポピュラー音楽の録音を全く同列に語ることは出来ないかもしれませんが, 30年の時を超えて鮮烈に蘇る彼らの音楽を前に,録音のあるべき姿はクラシックもポピュラーも何ら変わらないと思わずにはいられません。

30年前のアイルランドにおける彼らのレコーディング環境がどのようなものであったかはわかりませんが, 少なくとも現在のレコーディング環境・機材は,当時のものよりはるかに優れているはずです。 なのに,スカラ・ブレイのCDの方が,はるかに,何十倍も音楽がストレートに伝わってきます。 なぜなんでしょう?

ここまで書けば,私の言わんとすることが,私がどういう観点で録音評を書いているか,少しはご理解いただけたのではないかと思います。 私が録音に期待するのは「いかに音楽をストレートに伝えてくれるか」,この一言に尽きます。 オーディオ的なクオリティの良し悪しは,私にとってそれ程重要な要素ではありません。 もちろんオーディオクオリティの追求の必要性は理解しているつもりですが, そういったことを議論する以前の問題として,その音源となる素材の音の捉え方があまりにも悪すぎないか,と言いたいのです。 いくら立派な器を使っても,いくら美味しい調味料を使っても,料理の素材が悪ければ何にもなりません。

最近,DVDオーディオやSACDが増えつつありますが,こういった録音を器だけ立派にして何の意味があるの? と思いませんか? 新しいメディアに手を出す前に,やるべきことをきちんとやって欲しいと思います。 もちろん録音に期待することは人それぞれだと思いますので,いやいやそうじゃない,と考える方がいても不思議ではないのですが...

なお,私の録音に対する考え方は,編集日録 2003年5月1日にも少し書いていますので, ご参考にご一読いただけるとうれしいです。


2003年12月 9日(火)

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2003年12月 5日(金)

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2003年12月 3日(水)

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このウォルフィッシュ盤,確かごく最近2,000円を切る安い値段でリリースされていたと思います(涙...)。


2003年12月 1日(月)

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2003年11月30日(日)

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2003年11月28日(金)

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2003年11月26日(水)

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2003年11月23日(日)

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2003年11月19日(水)

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2003年11月18日(火)

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2003年11月17日(月)

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いよいよこちらの分野にも手を付け始めました。 私のサイトに訪れて下さる皆さんにはあまりご興味がないかもしれませんが, もしよろしければ一度覗いて見てください。


2003年11月16日(日)

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坂田おさむお兄さんのライヴ
お兄さんというよりはもういい年したおっちゃんだと思うのですが,今日,となりの町のお祭りに,あの坂田おさむさんがやってきました。 坂田おさむさんの歌は子供も私も好きなので,これはぜひ聴きに行かなければとお祭りに出かけました。 シャイでノリの悪い田舎町の観衆相手に一所懸命盛り上げようとがんばってくれたお兄さん,娘も大喜びでしたし,私も満足しました。 娘は帰ってからもずっとたんぽぽ団の歌?を機嫌良く歌っていました。 よくまあこんな田舎の町のお祭りによく来てくれたもんだと感謝です。 有り難う,おさむお兄さん! これからも子供たちに夢と元気を与える歌を歌い続けて下さい。 応援しています。


2003年11月15日(土)

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2003年11月14日(金)

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本文にも記載しましたが,堀米盤は残念ながら現在廃盤で入手困難な状況ですが, 幸運にもN.M.さんのご厚意で聴かせていただくことができました。 ご本人の了解をいただいて,記載上は所有盤扱いとさせていただいています。 本当に有り難うございました。 他にも何枚か入手の難しいものを聴かせていただいていますので,今後順次感想を掲載していく予定です。


2003年11月12日(水)

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ペラシー氏の日本語表記について,ファミリーネームを「プラシー」としていましたが, ペラシー氏のご友人(なんと日本人!)から「ペラシーと発音します」と教えていただきました。 有り難うございました。 おそらく正しい欧文表記は"Pelassy"ではなく"Pélassy"("-e-"にアクサン記号がある)ということだと思います。

ということで,ペラシー氏ファンページ,バッハ:無伴奏ヴァイオリンのページ,ヘンデル:ヴァイオリンソナタ集のページの表記を全て「ペラシー」に改めました。 他のページでも今後はこの表記にしていきます。

さらに追加の情報です。 前述の方から,「来年1月に新しいディスクが発売される」と教えていただきました。 待望の新譜! これは本当に楽しみです。 詳細はわかっていませんが,新しい情報が入ればまた報告します。


2003年11月10日(月)

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2003年11月 7日(金)

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2003年11月 5日(水)

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2003年11月 1日(土)

20,000アクセス 有り難うございます
20,000アクセスに到達しました。 6月末に10,000アクセスを越えてから約4ヶ月,思いのほか早く20,000がやってきました。 毎度のことながら,ここまでがんばれたのも,毎日のようにアクセスして下さる皆さんのおかげと感謝しています。 現在,約100アクセス/日くらいしていただいているようです。 8月中旬に斉諧生のサイトでご紹介いただき,またリンク集に掲載していただいて以来, アクセスが三倍増しているように思います(斉諧生さんに大感謝!)。

しかし,ここまでアクセスが増えてくると,うれしい一方でプレッシャーも感じています。 私も普通のサラリーマンであり,この変化の激しい世の中の流れについて行くのに必死になっている中年エンジニアでもあります。 時間に追われる毎日の生活の中で少しでも空き時間があればバッハを聴き,ノートパソコンをひろげて苦手な作文をしています。 いろいろ手を広げてしまったため,全てが終わるまでにかなりの年月がかかりそうです。 時にはサイトの更新も滞ることがあると思いますが,これからも末永くおつきあいいただければと思います。 何卒よろしくお願い致します。

20,000アクセス記念企画 <コレッリ:ヴァイオリン・ソナタ集 CDの感想>
20,000アクセスを記念してコレッリ:ヴァイオリン・ソナタ集作品5 CDの感想をスタートしました。 コレッリのソナタは私の大好きな曲の一つで以前より何枚か集めていました。 今回はヴァイオリンによる全集と選集を取りあげたいと思います。 トップバッターは思い出深いグリュミオー盤です。 余裕があればその他のソナタ集や番外編もと思うのですが,当面難しそうです。

ここに挙げた盤が全てかどうかわかりませんが,いまのところこれ以外の全集盤,選集盤が見つかっておりません。 残念なのはモダン楽器による演奏がほとんどないことです。 最近は同時代楽器による演奏が当たり前のようになってきているのでしょうか。 しかし,こういったバロック音楽は時代を超えて生きつつけるものと思っています。 モダン楽器にしか出来ない魅力的な表現もあるはずで,ぜひモダン楽器演奏家の方にもチャレンジしていただきたいものです。


2003年10月29日(水)

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2003年10月27日(月)

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2003年10月25日(土)

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2003年10月24日(金)

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2003年10月23日(木)

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2003年10月22日(水)

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2003年10月21日(火)

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久しぶりのテレマンです。 このホムバーガー盤,あるのは知っていたのですが,どうやって手に入れようか探していたところ, amazon.frで発見,画面は全てフランス語なのでよく分からないのですが, amazon.comと画面遷移が共通で,しかも個人情報のデータベースが共通化されているのか※1,カードも登録済みで,難なく注文完了。 待つこと数ヶ月,待ちに待って届いたCDを見て愕然としました。 ケースは傷だらけ,盤も薄汚れており,丁寧に拭き取ってみるとレンタルCDか?と思うほどの細かい傷が... 中古を頼んだ覚えもないし(中古でもこんなにひどくない!), フランスからの決して安くない送料(なんでフランスはあんなに送料が高いんだ!怒!)を払って手に入れたCDがこの有様とは... 日本人だと思ってなめられているのか! 文句の一つもつけてやろうかと思ったのですが,英語で文句を送っても多分無視されるだけでしょうし(amazon.frから送られてくるメールは全部フランス語でした), もう気力もなくなってしまったので,手に入っただけ良かったじゃないか,と思うことにしました。 海外からの買い物はいろいろありますねぇ... で,よくよく探してみるとamazon.co.ukにも出てました。 こっちから買えば良かった!と後悔。

(※1)今まで,amazon.com(米),amazon.co.uk(英),amazon.de(独),amazon.fr(仏)を利用しましたが, どこもamazon.comで入力した個人情報が有効でした。 これにはちょっと驚きました。 amazon.co.jp(日)はデータベースが違うみたいです。 画面操作も各国共通ですが,新しいシステムは米から導入,しばらくしてから他国に導入しているように思います。 最近になって英が米の作法に追いついていました。


2003年10月20日(月)

更新情報

マイスキーのDVD,いつの間にか消えてしまっていて「買い損ねた!」と悔しい思いをしていたのですが, 少しだけ安くなっての再発売ということで,ホッとしました。 この機会に入手したいと思っています。 ロストロポーヴィッチのDVDも出ないかな?と思う今日この頃ですが,こちらはどうなんでしょう?


2003年10月17日(金)

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2003年10月15日(水)

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2003年10月14日(火)

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2003年10月11日(土)

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2003年10月10日(金)

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2003年10月 9日(木)

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2003年10月 8日(水)

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2003年10月 2日(木)

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シュムスキー盤,長い長い間探し続けていました。 ある時,amazon.comに中古が出ていたので「やった!」とばかりに即注文,長い長い十数日を過ごして届いたCDがエネスコ盤だった, という事件もありました(封を開けて中身を見た瞬間,頭の中が真っ白になってしまいました)。 その後,何度か中古市場で見かけたものの,あまりの値段の高さに購入を断念していました。

しかし,それでも諦めずに探し続けていたところ,ある日海外の中古市場に出ているのを発見! すかさず売り手に連絡,何とか普通の値段で入手することが出来ました。 本当にラッキーでした。 何事もあきらめず継続することが大切ということを実感(大げさな...)。

ということで,感想もちょっと思い入れの強いものになってしまったかもしれません。 いずれまた冷静に聴き直したいと思います。


2003年 9月28日(日)

ナイトノイズのページ開設
脱線企画第三弾として,アイルランドに根差した音楽を演奏するグループ,ナイトノイズとそのメンバーのCDを紹介するページを開設しました。 他の脱線企画同様,とりあえず手持ちのCDを並べただけですが,順次紹介,感想を追記していきたいと思っています。


2003年 9月26日(金)

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定評ある名盤ということで,感想の公開はちょっと緊張します...


2003年 9月24日(水)

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2003年 9月23日(火)

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アル・スチュアートのページ開設
脱線企画第二弾として,スコットランド出身のシンガーソングライター,アル・スチュアートのCDを紹介するページを開設しました。 とりあえず手持ちのCDを並べただけですが,順次紹介,感想を追記していきたいと思っています。 ただ,ダロール・アンガーのページ同様,更新はかなりゆっくりのペースになると思います。 ご興味がありましたら(多分ご興味無いとは思いますが...),一度覗いてみて下さい。


2003年 9月22日(月)

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2003年 9月21日(日)

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2003年 9月19日(金)

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2003年 9月17日(水)

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2003年 9月16日(火)

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2003年 9月14日(日)

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2003年 9月 9日(火)

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2003年 9月 7日(日)

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2003年 9月 4日(木)

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2003年 9月 1日(月)

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2003年 8月30日(土)

ダロール・アンガーのページ開設
脱線企画として,アメリカのフィドラー,ダロール・アンガーのCDを紹介するページを開設しました。 とりあえず手持ちのCDを並べただけですが,順次紹介,感想を追記していきたいと思っています。 ご興味がありましたら,一度覗いてみて下さい。 ただ,本業(バッハ:無伴奏)も今まで通りやっていきたいので,こちらの方はゆっくりになると思います。 何時終わることやら... ということで,こちらもよろしくお願い申し上げます。


2003年 8月29日(金)

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2003年 8月27日(水)

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2003年 8月25日(月)

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正直に言いますと,ハイドンのヴァイオリン協奏曲を聴いたのは,このプラシー氏のCDが初めてです。 クラシック歴ん十年,なぜこんな愛らしい名曲を聴き逃していたのだろうと不思議でなりません。 ヴァイオリン協奏曲の中では比較的CDも演奏される機会も少ない方だと思います。 プラシー氏の演奏を聴くにつけ,もっともっと演奏されても良いのでは?と思います。


2003年 8月23日(土)

ヌヴーのブラームス:ヴァイオリン協奏曲STIL盤の音質は「極上」か?


(a) STIL盤


(b) PHILIPS盤

スペクトラムのピークホールド結果
(ブラームス:ヴァイオリン協奏曲第三楽章 最初の約3分間)

ちょっと横道にそれますが,せっかく調べたのでその結果を報告しておきたいと思います。 ジャネット・ヌヴーのブラームス:ヴァイオリン協奏曲(北ドイツ放送交響楽団,指揮:ハンス・シュミット=イッセルシュテット)について, 「クラシックCDの名盤」(宇野功芳,中野雄,福島章恭共著:文春新書)の中で,福島氏が「音質は仏STIL盤が極上」と述べられており, 以前からどれくらい良いのか聴いてみたいと思っていたところ,最近たくさん日本に入っているのか,運良く店頭で見つけることが出来ましたので, 早速確認してみました。比較は次の2盤です。(1)STIL盤(STIL 0305 SAN 48)(2)PHILIPS盤(PHCP-3411国内盤)。 この2盤以外にもいろいろあるみたいですが,国内ではこのPHILIPS盤が最も入手しやすいと思われるため,これと比較しました(これ以外は持っていませんので...)。

まずは恒例のスペクトラム分析(ピークホールド)です。 ほとんど違いがないように見えますが,PHILIPS盤の方が100〜300Hz付近が若干盛り上がっています。 これだけ粗い分析でも差がはっきり見えますので,聴感上の音色もはっきりと異なることが想像できます。

次に実際の聴感の差異です。 2つのCDの相対差ということで述べます。 STIL盤はすっきりしと見通しの良い音質ですが,やや重心の高い音色です。 一方PHILIPS盤は低域のレンジ感,密度感がある一方,高域がややすっきりせずもやもやした感じがします。 また,テープの保存状態が良くなかったのか,どちらも時々ブスッというようなノイズや音の揺らぎが発生します。 STIL盤の方が低域レンジが伸びていない分あまり目立ちませんが,PHILIPS盤はやや耳障りに感じます。 歪み感もややSTIL盤の方が少ないように感じます。

ということで,音色がすっきりしている,歪み感がわずかに少ない,テープ劣化が目立ちにくい,という点でSTIL盤が勝っていると言えます。 しかしながら劇的な差があるかといえば,期待していたほどの大きな差はないというのが正直なところです。 1948年のライヴ録音ということもあって,どちらにしても音質・音の捉え方が良くなく細部が聞き取りにくいことに変わりありません。 ヌヴーのこのライヴ盤はブラームスの協奏曲の中でもかなり定評の高い名盤ではありますが, 初めてブラームスの協奏曲を聴くような方にはどちらもお勧め出来るような音質ではありません。

その他の差異として,STIL盤は楽章間が途切れなく(ガサガサと)音が入ってるのに対して,PHILIPS盤は楽章毎にフェードアウト/フェードインしています。 些細なことですが,こんなところでも印象が変わってきます。


2003年 8月22日(金)

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2003年 8月20日(水)

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2003年 8月19日(火)

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2003年 8月17日(日)

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2003年 8月12日(火)

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2003年 8月10日(日)

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バッハ:無伴奏チェロ組曲の初めての発見盤情報です。 もし現在の入手方法等をご存知の方がおられましたらご教授いただけるとうれしいです。


2003年 8月 9日(土)

LP時代のヘンデル:ヴァイオリン・ソナタ
私のページを見たある方から「がんばれ!」と励ましのメールを頂きました。 有り難うございます。 その中で「LP時代に引っ張り凧だったのに最近見かけない」として以下の演奏家のものをご紹介いただきました。

「CD化の情報などないか?」ということでしたが,私自身初めて名前を聞く演奏家ですので残念ながらちょっとわかりません。 もし情報をお持ちの方がおられましたらご一報いただけるとうれしいです。 私も聴いてみたいです。


2003年 8月 7日(木)

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2003年 8月 5日(火)

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最近,鈴木秀美さんの著書「『古楽器』よ、さらば!」を図書館で借りて読みました(買わなくてすみません。いずれ買いたいと思っていますのでご勘弁を)。 この本からは大変刺激を受けましたし,勉強になりました。 いつかこの本の内容にも触れたいと思っています。


2003年 8月 4日(月)

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2003年 8月 2日(土)

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2003年 8月 1日(金)

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2003年 7月31日(木)

フレデリック・プラシー氏 ファンページ 英語版公開
フレデリック・プラシー氏ファンページの英語版を公開しました。 この英語版は,英語に堪能なK.N.さんのご協力で実現することが出来ました。 有り難うございました。 日本語版同様,これから随時内容を追加していきたいと思います。


2003年 7月30日(水)

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2003年 7月29日(火)

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ご存じの通り,バッハの無伴奏チェロ組曲第六番は,オリジナルの楽譜では五弦の楽器を指定しており,チェロ(ヴィオラ)で言えば, 高い方に一本E線を追加することになります。 チェロの場合は,いわゆる「親指ポジション」を使うことで通常の四弦の楽器でもオリジナルの楽譜通りの音を出せるそうですが, ヴィオラの場合は親指ポジションが使えませんので,何らかの編曲が必要になります。 一般的なのは,ニ長調をト長調に移調し,第一弦のA線をE線代わりに使用する方法のようで,このウェストファル盤もそのようにしているようです。 この場合は,最低弦がなくなりますので,この弦が絡む音型は何らかの音型変更をせざるを得ません。 これを良しとするかは聴き手次第だと思います。

ヴィオラによる演奏は他にも何枚か持っていますが,五弦のヴィオラを製作してオリジナルの楽譜通りに弾こうとする人, 四弦の普通のヴィオラを使いながらオリジナルのニ長調を守ろうとする人, 第六番はヴィオラには向かないと録音しない人, アプローチは様々のようで興味深いです。 これはまた追々レポートしていきたいと思います。 (しかし,五度下げるくらいなら,いっそのことニ長調のままヴァイオリンで弾いてしまうというのもありだと思うのですが, さすがにこれをやる人はいませんねぇ... 面白いと思うのですが...)

余談ですが,鈴木秀美さんは,著書「『古楽器』よ、さらば!」の中で,第六番を演奏する際の解決策をいくつか提案されていましたが, 現在もっともポピュラーとおもわれる「親指ポジション」による方法は最下位の解決法とされていました。 理由は...本を読んでいただければ,と思います。 (私自身は,今のところ「親指ポジション」の演奏に特に不満はありませんが)


2003年 7月28日(月)

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CDの感想のところでも書きましたが,向山さんの演奏では,第五番をオリジナルの楽譜通りの調弦(第一弦をA→Gに一音下げる)をされているとのことでした。 オリジナルの指定がこのような調弦であることをつい最近知りました。 勉強不足もいいところで,全くお恥ずかしい限りです。


2003年 7月24日(木)

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2003年 7月23日(水)

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2003年 7月17日(木)

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2003年 7月16日(水)

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2003年 7月15日(火)

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2003年 7月13日(日)

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2003年 7月 7日(月)

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2003年 7月 4日(金)

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2003年 7月 1日(火)

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2003年 6月29日(日)

フレデリック・プラシー氏 ファンページ開設
バッハ:無伴奏ヴァイオリン,ヘンデル:ソナタ集のCDの感想ページでも紹介したフレデリック・プラシー氏のファンページを開設しました。 これらのCDを聴いて以来すっかりファンになってしまい,皆さんにももっと彼を知ってもらいたいと開設した次第です。 今はディスコグラフィだけですが,少しずつ感想を書き加えていきたいと思っています。


2003年 6月28日(土)

10,000アクセス到達!有り難うございます
6月25日に10,000アクセスを越えました。 サイト開設から約1年2ヶ月,こんなに早く到達するとは思いもしませんでした。 ここまで続けられたのもサイトを訪れて下さる皆さんのお蔭と,とても感謝しています。

ここのところ忙しくてサイトの更新が出来ていませんが,来週から再開する予定です。 今後とも何卒よろしくお願い致します。


2003年 6月20日(金)

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小林美恵さんの演奏,バッハに対する思いが非常に深く込められており,感銘を受けた一方で, あまりにもバッハ,バッハの曲を神聖視する傾向もどうかと,少し疑問を感じてしまいます。 このような演奏も決して嫌いではありませんが,あまりにこの気持ちが強すぎると, 自由な発想や新しい表現への挑戦への可能性を自ら閉ざしてしまうことはないかな, と少々心配になってしまいます。 様々な考え方に基づく様々な演奏があるからこそ面白い!と思うのです。


2003年 6月18日(水)

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2003年 6月17日(火)

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2003年 6月13日(金)

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2003年 6月11日(水)

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2003年 6月 9日(月)

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2003年 6月 5日(木)

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2003年 6月 4日(水)

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2003年 6月 3日(火)

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2003年 5月30日(金)

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2003年 5月29日(木)

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2003年 5月27日(火)

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2003年 5月26日(月)

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2003年 5月25日(日)

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このマイケル・ケヴィン・ジョーンズ盤,K.N.さんが発売元のサイトから直接購入されました。 初めてのスペインからの購入ということもあり,支払いに悪戦苦闘されたそうです。 到着までに約5日で非常に素早くてびっくりしたとのことでした。 料金も送料込みで21ユーロで良心的のようです。 ジャケットも美しく力が入っていたのですが...演奏・録音とも今ひとつで残念でした。


2003年 5月24日(土)

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2003年 5月23日(金)

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2003年 5月22日(木)

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2003年 5月20日(火)

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2003年 5月16日(金)

更新情報

バッハ:無伴奏チェロ組曲のページに,未所有盤リストを追加しました。 リストばかりが大きくてちょっと見苦しいページになってきましたが,何卒ご容赦の程お願い致します。 インターネット上をいろいろさがしてリストアップしたもので,入手容易のものから困難なものまで混在しています。 全ての存在確認が出来たわけでもなく,間違いも多々あることと思います。 何か新たな情報がありましたら,お知らせいただけるとうれしいです。


2003年 5月13日(火)

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2003年 5月12日(月)

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2003年 5月11日(日)

バッハ:無伴奏チェロ組曲 CDの感想をスタートしました
私にとって2つ目の大きな企画,バッハ:無伴奏チェロ組曲 CDの感想 をスタートしました。 この曲とのつきあいはまだ浅く,曲についても演奏についても十分に理解できているとは言い難いので, 正直なところまだまだ満足のいく感想が述べられるレベルに達していません。 そんな私がこの企画をスタートさせたのは,もっともっとこの曲について,演奏について理解を深めたいと思ったからです。 ということで,この曲に対する見方や好みも,次第に変化していくと思いますが,何卒おつき合いいただきますようお願い申し上げます。

なおこの企画は,私の親友であるK.N.さんと共同で進めています。 現時点の所有盤として63組のCDを挙げていますが,その約半数はK.N.さんからの借り物です。 K.N.さんのご厚意により所有盤と同列に扱わせていただいています。 この場を借りてお礼申し上げます。


2003年 5月 7日(水)

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2003年 5月 5日(月)

Webサイト開設1周年
バッハの無伴奏ヴァイオリンのページを作ったのがちょうど1年前の5月5日でした。 本格的なスタートから丸1年が経過しました。 いろいろありましたが,趣味という観点ではいつになく本当に充実した1年間となりました。 アクセス数も7700を越え,かなりたくさんの方に見ていただけたと感謝しています。

バッハの無伴奏ヴァイオリンのCDも未記入のものがたくさんありますが,今後も継続して続けていきたいと思いますし, 今後は私にとって新しい分野にも挑戦!ということで,新しい企画も準備中で,これからも地道に続けていきたいと思います。 今後とも何卒よろしくお願い致します。


2003年 5月 2日(金)

録音評価に関して(補足)
昨日録音評価に関していろいろと書きましたが,少し補足します。

音楽は作曲家の意図を演奏者が理解し,演奏者自身の言葉で聴取者に語りかけてくるものだと思います。 そして録音は,その演奏者の語りかけを忠実に伝えるものであって欲しい,というのが私の録音に対する希望です。 演奏者の語りかけを忠実に伝えること,これが録音エンジニアの使命であり,いかにこれを実現するかが腕の見せ所ではないでしょうか。

昨日の文章では,理想の録音=残響ゼロ,というニュアンスで書いていますが,何が何でも残響は駄目ということではなく,演奏が忠実に伝わってくるのであれば, 響きが入っていても構わないと思っています。 大多数の方は響きが適度に入って空間性を感じる録音を好まれると思いますし,この路線での最適解も必ずあり,しかもその解は無数にあると思っています。 録音エンジニアの方には,その解を追求し,我々皆が満足できる録音で音楽を提供していただきたいとお願いする次第です。


2003年 5月 1日(木)

録音評価に関して
バッハ無伴奏ヴァイオリンの
レナルディ盤の録音評価で4.0点という高評価を付けたことに関して,少々弁明をしておきたいと思います。 私自身も明確に自覚したのはつい最近のことではありますが,私が録音に対して望むことは, 結局「可能な限りストレートに,ピュアに演奏を伝えて欲しい」ということであって, 演奏・録音 評価基準テーブルで示した録音の評価基準の各項目および総合的な判断は全てこの観点がベースになっています。 私の録音に対する希望そのものについては同意いただけると思います。

私が残響を嫌う理由は結局ここにあります。 残響は私にとっては演奏を楽しむ際の阻害要因でしかありません。 残響(反射音)は,録音された場の雰囲気,空気感を再現するためには重要なものですが,反射音は時間遅れと周波数特性を持ちますから, これが直接音に重畳されると直接音と干渉して必ず音色の変化を生じます。 直接音に対して残響(反射音)の比率が高くなればなるほど音色の変化は大きくなってしまいます。 従って,響きが豊かになればなるほど音色の変化が大きくなります。 また,あまりに残響時間が長いと,今発音している音と過去の音が混じり合って濁りが生じます。 私はこれらの音色の変化や濁りがどうしても我慢できないのです。

しかし,音響の良いコンサートホールでは,豊かな響きと自然な音色が両立しているように思えます。 この事実が私を悩ませていますが,今のところ,次のように理屈づけて考えています。

人間には,ザワザワした環境の中でも聞きたい話し声を聞き分けることができる能力,いわゆる「カクテルパーティー効果」の能力が備わっていますが, 同じ場所で録音した音声を後で聞くととても聞き分けられないことがあります。 これと同じようなことがあるのではないでしょうか。

また,音響の良いコンサートホールで(離れた位置で)聴くのと,例えば,音響は良くなくとも自室で間近に演奏してくれるのを聴くのとどちらがよいか? と考えると,私の場合は間違いなく後者を取ります。 こういった願望も私の録音に対する嗜好に心理的に作用していると思います。

今までたくさんの録音を聴いてきましたが,残響過多で全く演奏の意図が伝わってこない録音の何と多いことか! 「この録音は,一体聴く人に何を伝えたいのか?」と,本当に疑問に思います。 こういう録音に限って「96kHz/24bitサンプリングのハイクオリティ録音」などと書かれていたりします。 全く空しくなってしまいます。器ばかり豪華でも中身がなかったら仕方がないのに。

さて,レナルディ盤の録音ですが,録音評でも触れたとおり残響が皆無であり,演奏そのものがストレートに伝わってくるという点において群を抜いています。 古い録音で音色が多少良くないという点は確かにありますが,帯域感においても最低限のクオリティは満たしており,この「ストレートさ」を評価して4.0点を付けました。 今までの説明で多少なりとも意図は分かってもらえると思います。

ただ,一点心に引っ掛かっていることがあります。 それは,「演奏者は,その場の音響条件によって,聴取者にもっとも良く意図が伝わるよう奏法を微調整する」ということです。 従って,例えば残響の豊かなコンサートホールで録音されたものと,残響が皆無のスタジオで録音されたものは,その表現が微妙に異なるであろうということで, これをどう考えればよいのか頭の整理が今ひとつ付いていません。 これについてはもう少し悩んでみたいと思います。


2003年 4月29日(火)

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2003年 4月24日(木)

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フランス語人名の日本語表記について
Frédéric Pelassyの日本語表記について,今まで"フレデリク・プラッシー"としていましたが, K.N.さんのご友人でフランス語に詳しい方から,アクセントを考慮すると"フレデリック・プラシー"の方が良いのでは,とアドバイスをいただきました。 今後の記載分からこの表記にしたいと思います。 また同氏からは,Angèle Dubeauの日本語表記について,"アンジェル・デュボー"が良いということもアドバイスいただいておりました。 特に後者は全く想像も出来ず困っていたので本当に助かりました。 本当に有り難うございました。 この場を借りてお礼申し上げます。


2003年 4月22日(火)

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レナルディ盤の録音評価において,1950/51年のモノラル録音に対して4.0点という高評価を付けました。 「馬鹿馬鹿しい」「こいつの評価はもう信用ならん」と思われる方もおられることでしょう。 これについては,後日弁明させていただきたく思っておりますので,少々時間を下さい。


2003年 4月18日(金)

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2003年 4月16日(水)

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カンポーリのヘンデルですが,CDの感想でも触れたとおり,Op.1-13の第四楽章で手持ちの楽譜と比較して6小節ほど抜けているところがあります。 ロザンド盤,および,ハイフェッツ盤でも同様でした。 どうも異版の楽譜があるのではないかと想像しています。 この辺の事情をご存じの方がおられましたらご一報いただけるとうれしいです。


2003年 4月15日(火)

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2003年 4月14日(月)

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2003年 4月11日(金)

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2003年 4月10日(木)

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2003年 4月 9日(水)

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2003年 4月 8日(火)

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2003年 4月 5日(土)

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2003年 4月 4日(金)

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2003年 4月 3日(木)

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ヘンデル:ヴァイオリンソナタ集 クロサキ盤のコピーコントロール
CDの感想にも書きましたが,このクロサキ盤はいわゆるコピーコントロールCDであり, "CDS"技術を採用している他,SCMSの「第二世代のデジタルコピーが出来ない」という仕組みを応用して, MDや音楽用CD-Rへのコピーが出来ないようになっています。 例えば,CDから音楽用CD-RへコピーしたときのCD-Rは「第一世代のデジタルコピー」を行ったものであり,ここからさらにMDや音楽用CD-Rへの第二世代デジタルコピーが出来ないよう仕掛けられています。 このクロサキ盤は,まさにこのCD-Rと同じ状態になっています。

SDオーディオプレーヤで聴きたいと思い, SDオーディオレコーダで録音しようとしたところ, "Can't COPY SCMS"の表示が出たため,このことに気がつきました。 ミニコンポなどでMDに録音しようとしても,やっぱり駄目でした。

クラシックをポータブル機で聴くか?という話もありますが,これが制限されてしまうのもユーザにとってはちょっと残念ですし, 演奏者側も自分の音楽を少しでも多く聴いてもらえるという機会を損失するわけですから,これが正しい方向かちょっと考えさせられます。 アナログ経由ではコピーできますが,音質的に不利ですから,これも演奏者側のメリットにつながりませんし。

このクロサキ盤,HMVによると,2003年5月8日に東芝EMIから国内盤(TOCE 55571)が発売されるるようです。 この国内盤は東芝EMIのホームページで「MD, DAT, 音楽用CD-Rへのデジタル・コピーが可能」と書かれているように国内仕様になるんでしょうか? ちょっと興味があります。


2003年 4月 2日(水)

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2003年 4月 1日(火)

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久しぶりのテレマンです。


2003年 3月26日(水)

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2003年 3月25日(火)

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久々に感動の演奏に出会いました。苦労して入手した甲斐がありました。 このニコラス盤,入手困難というわけではありませんが,私が探した限りではalapage.comfnac.comなどフランス語のサイトでしか見つからず,ちょっと注文しづらいです。 私は語学が苦手なのですが,翻訳ソフトのお試しページ?を駆使し,注文ページの一つ一つの項目を仏→英変換し,やっとの思いで注文しました。 しかし,サイト上で注文状況の確認がうまくできず,商品到着まで落ち着かない日々を過ごしました。


2003年 3月24日(月)

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2003年 3月23日(日)

バッハ:無伴奏ヴァイオリン 豊田盤の詳細
豊田耕児さんのバッハ:無伴奏ヴァイオリンについて,M.S.さんより詳しい情報をいただきました。有り難うございました。 (同内容をこちらにも掲載しました。)

レコード会社日本ビクター
レコード番号VX-70/72 (LP3枚組)
録音 1971年4月,川口市民会館(ディレクター:井阪紘氏,エンジニア:梅津達男氏)

「昭和四十六年芸術祭参加」とあるそうです。 M.S.さんからは,「ジャケットは布張りの立派なもので,発売に当たって,フィッシャー・ディースカウなども賛辞を寄せており,非常に力の入ったリリースだったようです。」とコメントをいただきました。 また,潮田益子さんの全集よりも数ヶ月早い着手で,邦人初の全曲録音とのことです。 このような記念碑的録音なので,ぜひとも復刻して欲しいところです。


2003年 3月19日(水)

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江藤俊哉さんのCDの解説書にプロデューサの井阪紘さんがプロデューサ・ノートを書かれており,その中で,「バッハの無伴奏はビクター時代豊田耕児の全集を編んだ」と書いておられました。 豊田耕児さんという方は全く存じていないのですが,おそらくアナログ時代に録音され,CD化されず眠っているのでしょうね。 聴いてみたいものです。


2003年 3月18日(火)

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2003年 3月14日(金)

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2003年 3月13日(木)

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2003年 3月12日(水)

斉諧生さんの音盤狂日録でご紹介いただきました
あの斉諧生さんの音盤狂日録の3月4日のチェピツキー盤の欄でバッハ:無伴奏ヴァイオリンのページをご紹介いただきました。 しかも,「この曲集に関する大規模な聴き比べページを見つけた。これは凄い。 」とまで書いていただいて感激しました。本当に光栄なことです。 一時的ではありますが,アクセスが急増しました。 改めて斉諧生さんの影響力の大きさに驚いております。 私も斉諧生さんのページには日頃からお世話になっており,先日も新しい情報を斉諧生さんのページから得たところです。 本当に感謝です。 有り難うございました。

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2003年 3月11日(火)

更新情報

本日の更新で掲載した2つのCDの録音は非常に対照的です。 両方とも優秀録音と言って良いと思いますが,目指す方向が全く違うと思います。 私の録音の好みからしても両極端に位置します。 この2つの盤を聴き比べてもらうことができるなら,私の録音の好みの傾向がはっきりと掴んでいただけるものと思います。


2003年 3月10日(月)

サイト構成変更


2003年 3月 6日(木)

サイト構成変更
またまたサイト構成を少し変更しています。 度重なるサイト構成変更でご迷惑をおかけしておりますが,これでもまだ納得のいくサイト構成になっていません。 納得いくまでもう少し試行錯誤を続けたいと思っておりますので,何卒ご了承願います。

また,従来の「編集後記」を「編集日録(このページ)」に変更しました。 過去の掲載文は「過去の日録アーカイブ」に置いています。 「最近の日録」の内容は,数ヶ月経過後アーカイブの方に移動するつもりをしています。

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2003年 2月26日(水)

新企画「ヘンデル/ヴァイオリン・ソナタ集」スタートにあたって
浮気企画の第二弾として「ヘンデル/ヴァイオリン・ソナタ集」を選びました。 同曲はヴァイオリンを勉強されている方なら,一度は経験される馴染みの深い曲ではないかと思います。 私も親しみやすい曲調が好きで,以前より時々CDを取り出しては繰り返し聴いてきた曲です。

同曲のCDは,一番最初にグリュミオー盤を手に入れて聴き,その後ブラウン盤を手に入れてからは専らこのCDばかりを聴いていましたが, 最近,バロックヴァイオリンを始め,様々な演奏があることに気がつき,いろいろな演奏に触れてみたいと考え,この企画に至った次第です。

「作品について」でも触れています通り,一般にヴァイオリン・ソナタと呼ばれている作品1の6曲のうち4曲について,ヘンデルの作品かどうか怪しいということですが, 仮にヘンデルの作品ではないとしてもこれらの作品の価値が落ちるわけではありませんので,このあたりの話は気にしないで聴いていくことにします。

ということで,本企画も何卒よろしくお願い致します。


2003年 1月27日(月)

新企画「テレマン/12のファンタジア」スタートにあたって
バッハ/無伴奏ヴァイオリンのCDの感想もまだまだたくさん残っていますが,ちょっと浮気をして新企画をスタートしました。 「テレマン/無伴奏ヴァイオリンのための12のファンタジア」は,曲が比較的マイナーということもあって,ちょっと探した限りではそれほどたくさんのCDがありませんでした。 何枚かインターネット上で見つけましたが,どれだけ手にはいるか全くわからない状況です。 ご提供できる情報が少ないですが,少しでも皆さんのお役に立てればと思い,手持ちのCDの感想を順次掲載していきたいと思いますので,何卒よろしくお願い致します。

同曲は,長い間,グリュミオーのLP盤を聴いていました。 CDの時代になって復刻を心待ちにし,発売されたときには飛びついて買った記憶があります。 著名な演奏家の全曲盤CDは,最近になってようやくレイチェル・ポッジャー盤が出たくらいで,ちょっと寂しい状況です。 寺神戸さんに録音してもらえたら,これまた飛びついて買うのに,と思っている今日この頃です。


2003年 1月 5日(日)

Webサイト運営8ヶ月を経て...
一番最初にWebサイトを開設したのが2002年の3月はじめ頃でした。 このときは漠然とお気に入りのCDを紹介するページを作成するだけでした。 しかし,何かまとまったことをやりたいと思い立ち,私が以前から蒐集を続けていたバッハ/無伴奏ヴァイオリンのCDに関するページを作成しはじめました。 これが2002年5月のことです。 「バッハ/無伴奏ヴァイオリン」をテーマに選んだのは,「メニューイン&ミルシテインのページ+樫本大進応援ページ」に掲載されている同曲の聴き比べのページを見たのがきっかけとなりました。 運営者の方に感謝します。

さて,本格的に開設してから今日現在で約8ヶ月が経過,9月頃からアクセス数が増加し,2002年末で2565アクセスにのぼるまでになりました。 来る日も来る日も,毎日毎日無伴奏ヴァイオリンだけを聴き続け,少しずつ感想を書き綴って来ました。 途中で,「こんなことをやっていて意味があるのだろうか」と自問し,何度もくじけそうになりましたが,サイトをご覧下さった方々からの暖かい応援もあり, 何とかここまで続けることが出来ました。

無伴奏ヴァイオリンも一段落つきそうになっては新しい盤の入手が続き,しばらくはこの曲の感想を書き綴る毎日が続きそうですが, そろそろ他のテーマも手がけたいと考えている今日この頃です。 皆さんのお役に立てるページに出来るかどうかわかりませんが,マイペースで取り組んで行きたいと考えていますので, 長い目で暖かく見守っていただけると幸いです。 今後とも何卒よろしくお願い致します。